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「西南のひかり」日本の温州みかんは凄かった!β―クリプトキサンチンを豊富に含む、「西南のひかり」は、美味な上に機能性成分豊富な期待の新品種 

温州みかんは世界でも稀に見る、カロテノイド色素の宝庫
カロテノイドは天然に存在する色素で、人参やカボチャに多いβ-カロテン、トマトに多いリコペン、緑色野菜に多いルテインなどがあります。
中でも、β-クリプトキサンチンは、日本の温州みかんに特徴的に多く含まれていて、その機能に注目が集まっています。

静岡県の三ヶ日町研究で明らかになった、温州みかんの力
独立行政法人 農研機構果樹研究所と浜松医科大学は、静岡県浜松市(旧三ヶ日町)の地域の方々の協力を得て、温州みかんに豊富に含まれる、抗酸化物質のβ―カロテン、β―クリプトキサンチンなどのカロテノイド類が健康に及ぼす影響を、疫学的に解明しようと研究を続けています。

温州みかんを食べる人ほど、血中β―クリプトキサンチン濃度は高い!
三ヶ日みかんの産地である三ヶ日地区の住民の、血中β―クリプトキサンチン濃度は国際的にみて最高レベルにあることがわかりました。
つまり、たくさん温州みかんを食べると、β―クリプトキサンチンの血中濃度は高くなるはずです。
毎日4個以上食べる集団と、ほとんど食べない集団では、9倍くらいの差があります。

ちなみにですが、オレンジをよく食べるスペイン人の平均と比べても、三ケ日地区の住民の血中濃度は4倍位の値となっています。オレンジと温州みかんは親戚みたいなものですが、こと、β-クリプトキサンチンの含有量においては、温州みかんの方が断然多いのです。
まさに、『凄いぜ!温州みかん!』です。

三ヶ日町の研究から得られた知見 β―クリプトキサンチンの素晴らしさ!

β―クリプトキサンチンの血中濃度が高いほどこうなった!

肝疾病リスクとの関連
飲酒・高血糖による肝機能障害のリスクが低い。まさに、酒飲みは温州みかんを食べるべきです。

インスリン抵抗性リスクとの関連2型糖尿病のリスクが低い。

動脈硬化リスクとの関連血管系疾患のリスクが低い。血管年齢を若く保つことはアンチエイジングの基本中の基本です。

骨密度との関連(閉経女性の骨密度との関連)閉経に伴う骨密度低下リスクが低い。
骨粗しょう症の予防にβ―クリプトキサンチンが役立つ可能性が高いです。
※閉経女性のうち、血中のβ-クリプトキサンチン濃度の高いグループにおける骨粗しょう症の発症リスクは、低濃度のグループを1.0とした場合、0.08となり明らかに低い結果となりました。

メタボリスクとの関連(喫煙者の場合)喫煙者のメタボリスクが低い。酒飲みだけではなく、喫煙者も温州みかんを食べるべきです。

β―クリプトキサンチンは喫煙・飲酒の毒消し役の最有力候補か?
同じ量のβ―クリプトキサンチンを摂取していても、喫煙・飲酒の両方を嗜む人は50%以上も血中濃度が低くなります。結果として推測されるのは、βークリプトキサンチンやβ―カロテンなどのカロテノイドは、飲酒・喫煙で起きる酸化ストレスに対して有効な抗酸化物質(毒消し)と推測されます。
この結果を読めば、中高年男性にとって、温州みかんは身近でかつ、手軽な百薬の長と言えると思います。もちろん、女性にとっても有効な機能性成分の宝庫と言えます。
「参照:果樹研究所 健康機能性研究チーム 果樹試験研究推進協議会 資料」

中高年の守り神的機能性が期待される、β―クリプトキサンチンの含有量トップクラスの新品種 西南のひかり

2009年に果樹試験場口之津支場(現(独)農研機構果樹研究所カンキツ研究口之津拠点)で品種開発されたのが「西南のひかり」です。
種子親である「アンコール×興津早生 №21」は、果皮に赤味があり、成熟期が3月と晩生で、高糖度と強い香気が特徴の「アンコール」と、早生温州の主要品種「興津早生」の交配種です。
花粉親は中生の大果で、高糖度で味の良い陽香です。この2つを交配して、西南のひかりは生まれました。

「西南のひかり」の花粉親である「陽香」は、「清見」と「中野3号ポンカン」との交雑により、「清見」の大玉で種が無くジューシーな特徴に、ポンカンの持つ剥皮性、高糖度性を加える狙いで育成された品種で、「不知火※デコポン」と姉妹品種です。「陽香」の果実は、高糖度で食味が良く、2月に成熟する扁平、大果のマンダリンで、姉妹品種「不知火」とは対照的に、形の整った美麗な果実が特徴です。

この組み合わせから生まれた「西南のひかり」は、種子親の「アンコール×興津早生 №21」のように果皮の赤味はないですが、果肉は濃橙色で、β-クリプトキサンチンを温州ミカン以上に高含有し、現在一般に生食されているカンキツ類では最も高含有の品種のひとつです。「西南のひかり」は1988年に品種の元は生まれたものの、長大なトゲの発生が問題となり、品種登録までには長い時間が掛かりました。現在では、栽培技術が試行錯誤で確立されつつあり、トゲの問題も解決しつつあります。

冬場に温州みかん(特に「西南のひかり」)を食いだめして、夏場までβ―クリプトキサンチンの濃度を維持!

温州みかんにたっぷり含まれるβ-クリプトキサンチンは他のカロテノイド類に比べると、吸収性が高く体内に維持されやすい性質があります。だから、今だからこそ言えます。『温州みかんを食いだめろ!』 
静岡出身の私は、子供の頃に毎日大量のみかんを食べて、手が黄色くなっていました。今のように成分分析が進んでいない時代でしたから、手が黄色=黄疸になる!と、温州みかんの食べ過ぎは身体に良くないと信じていました。もちろん、黄疸とは関係ないです。それなのに、温州みかんの悪口を言っていた・・・この記事を書きながら、温州みかんに、心からお詫びをしたい気持ちです。

しかし、今振り返れば、何と抗酸化物質を豊富に摂取していた少年期だったかと思います。おまけに、日本茶もがぶがぶ飲んでいました。29歳までは喫煙者だったし、酒もしこたま飲み続け、休肝日って何?みたいな人生ですが、これまでに大きな病気をしなかったのは、静岡時代に身に付いた、温州みかん+日本茶=昭和の静岡県人的食習慣のお陰かもしれません。

ここ20年くらいは、温州みかんを食べなくなりましたが、これを機に手が黄色くなる人生に戻ろうと思っています。昭和37年生まれの私は、声高々に皆さんに伝えたいです。『アンチエイジングには温州みかん』だぜ!
㈱食文化 代表 萩原章史

β-クリプトキサンチンたっぷりの“進化形みかん”

『西南のひかり』 香川県産 柑橘 約5kg 秀〜優品 S〜2Lサイズ ※常温

豊洲市場ドットコム

商品説明

機能性成分「β-クリプトキサンチン」が通常のみかんの2倍近く含まれる『西南のひかり』は、親品種の良いとこどり!の“進化形みかん”です。
「β-クリプトキサンチン」は、よく“みかんは身体に良い”と言われる理由となる成分の1つで、「β-クリプトキサンチン」がより多く含まれる『西南のひかり』は、果肉が濃い橙色になります。そして、特質的に含まれる栄養だけではなく『西南のひかり』が素晴らしいのは、成分だけでなく味も大変優れているところです。糖度が13度にもなる濃厚な甘さはもちろん、奥深いコクもあり、ジューシーで内皮(じょうのう)も非常に薄いので気になりません。
「たんに”うまいみかん”を作るだけじゃもう面白くない!」そんな探究心旺盛な久保さんたちが生み出した『西南のひかり』を是非ご賞味下さい。
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店舗 豊洲市場ドットコム
商品番号 M003-867-2-04695
原材料名 香川県産 西南のひかり
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消費税率 8%軽減税率
消費期限 目安として配送から5日程度
保存方法 常温

2009年3月に品種登録された「西南のひかり」は、「アンコール」×「興津早生」と「ポンカン」×「清見」を掛け合わせて誕生しました。
個体差はありますが、1玉180gにもなる大玉果実。しかし、決して味が薄いということはありません。アンコールの独特の風味に興津早生の食べやすさ、ポンカンの強い甘さに清見のたっぷりの果汁、これら親たちの良いとこどりをした新種のみかんなのです。
そして注目すべき点は、おいしいだけでは無いことです。
その機能性が期待されているβ-クリプトキサンチンを通常のみかんの2倍近く含むのが、”みかんの進化形”と呼ばれる所以です。

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