ガレットデロワ鎌倉「レガレヴ」佐藤亮太郎シェフ

Régalez-Vous　レガレヴ　鎌倉

パイ生地は、ザクッと
圧倒的な美味しさ。
クリームはバニラの
香りにうっとりします。

レガレヴの
ガレット・デ・ロワ2種

クリームが赤くて美しい
ガレット・デ・ロワルージュもあります。
佐藤亮太郎シェフの2種類の
ガレット・デ・ロワをお楽しみください！

リッチな味わいです。

パイ生地のザクザクとした食感とバターの香り、中のクリームのアーモンドとバニラの甘い香りに魅了されます。フランスの伝統菓子であるガレット・デ・ロワをレガレヴの佐藤亮太郎シェフがよりリッチな味わいに仕上げました。
とくに佐藤さんが作るパイ生地は、口の中でホロホロと溶けていくような繊細さと香り高さがあります。パイ生地を作る際に、小麦粉生地の内側にバターを入れるのではなく、外側にバターを置いて織り込むことで、この食感になると佐藤さんは言います。

バニラが香る
アーモンドクリームです。

クリームは、アーモンドプードルだけでなく、カスタードクリームも入っています。
「カスタードクリームを入れることで、しっとりとし、なめらかな食感が生まれます」と、佐藤さんは語ります。カスタードクリームには、マダガスカル産のバニラが入っています。バニラの甘い香りが加わることで、よりリッチな味わいになります。

美しいレイエ
（模様）です。

美しいレイエもガレット・デ・ロワの魅力です。パイ生地に卵黄を塗り、ぺティーナイフで細かく線を描いて行きます。

これが焼き上がりです。

180℃のオーブンで40分焼くと、美しいレイエが現れます。

よりアーモンドの
味わいが楽しめる
ガレット・デ・
ロワルージュも
ございます。

ガレット・デ・ロワルージュもございます。
フランスのリヨンの伝統菓子である真っ赤な砂糖菓子プラリネルージュを使ったガレット・デ・ロワです。プラリネルージュは、アーモンドの周りを赤い砂糖でコーティングしたものです。これを使うことで、プレーンのものよりもアーモンドの濃い味わいが楽しめます。

フェーブと王冠が
つきます。

ガレット・デ・ロワは、フランスで1月6日の公現祭を祝って食べられるお菓子です。このレガレヴのガレット・デ・ロワの中には、1粒アーモンドが入っています。パイを切り分けて、アーモンドが入っているピースを食べた人がフェーブ（陶器のフィギュア）をもらえます。
「ガレット・デ・ロワを食べる人の中で最年少の人が、切り分けたガレット・デ・ロワを誰に配るか決めるのが正しいガレット・デ・ロワの楽しみ方です」と、佐藤さんが教えてくれました。

どのようなフェーブが
届くのかは
開けてからのお楽しみ。

レガレヴのフェーブの種類は10種類あります。何のフェーブが届くか楽しみにしていてください。

佐藤亮太郎さんです。

佐藤亮太郎さんは、パティシエとしてのフランス在住歴が26年。
「ラペルーズ」という1766年創業のパリ最古の人気レストランのシェフパティシエ、三ツ星レストランでスーシェフを務めるなど、輝かしい経歴の持ち主です。
2021年9月19日、鎌倉にデセール（レストランデザート）が楽しめるサロン・ド・テに、ヴィエノワズリーとフランス菓子のショップを併設したお店「レガレヴ」を開店しました。
佐藤シェフの焼き菓子やケーキは、香りと味わいが格段に違います。

文・白石さやか
撮影・伊藤高明

Régalez-Vous

神奈川県鎌倉市御成町10-4
TEL 0467-81-3719
8:30〜19:00 不定休
サロン・ド・テでは、パリ左岸のスフレや、うまいもんドットコムで取り寄せできるプロフィットロールなど、さまざまなデセールやサンドイッチを楽しめます。
フランスの伝統を踏まえ、上質な材料でつくられるカヌレやケイクパリジャンなどの焼き菓子、クロワッサンやショーソン・オ・ポムなどのヴィエノワズリーも素晴らしい味わいです。