媛っこ地鶏(♂と♀)
130日飼育
愛媛県 八幡浜市 いなほ農園
真面目な愛媛の男が
取り組む養鶏事業が 『いなほ農園』
高齢者雇用・耕作放棄地の
再利用・食品残さの利用
18年も前から、三瀬泰介は
日本の課題に取り組む
抜群にうまい鶏を食べることが、
地域の課題解決に直結する!
愛媛県八幡浜市の
標高300mの山頂に
鶏たちはいる
宇和海を望む、みかん園の廃園を整地した養鶏施設。1m2あたり2〜3羽の自由な環境で媛っこ地鶏は育つ。オス・メスが同数で130日以上の飼育。立派な体躯の鶏たちが走る回る姿は、草食恐竜の群れを思わせる迫力がある。
段差が多い、八幡浜のみかん園を再生しているので、養鶏場と言うより、動物園の鳥類見学施設のようだ。
豊富な日照と吹き抜ける風と土の匂い。この環境で育つ鶏はうまいに決まっている。
郷土愛と未来への危機感が
三瀬泰介を動かす
LPガスと携帯電話の代理店を経営する三瀬は、高齢化と人口減少に見舞われる郷土で、働く場所を失う高齢者を数多く見てきた。「地域の実情にあった雇用の場を作ろう!」と、2006年に媛っこ地鶏の養鶏を始めた。
高齢化で専業農家を断念した元農家、パートタイムなら働ける主婦に、短時間のシフトや兼業で所得を生み出し、生産コストも抑えられる計画だったが、養鶏事業は赤字が続き、三瀬は本業からの補填で事業を継続。ようやく赤字と黒字を漂う、グレー字にまで育った。
養鶏場と調理加工場と直売所で働く人たちは元気そのもの。志あふれる事業はどこか違う雰囲気を持つ。1985年の153万人をピークに人口減少が続く愛媛の取組は、全国各地の参考になるはずだ。
媛っこ地鶏は伊予路しゃもがルーツ
名古屋種♀とロードアイランドレッド♂の交雑種の♀に、軍鶏♂を交配して生まれたのが伊予路しゃも。肉質は良いが飼育の生産性が低く、さらに改良研究を重ね、ホワイトプリマスロック♂と伊予路しゃも♀を交配させることで、飼育効率が改善した媛っこ地鶏が2002年に誕生。その後も種鶏の改良は続く。媛っこ地鶏の進化は止まらない。
媛っこ地鶏の飼育日数の基準は
80日〜150日
媛っこ地鶏の生産者の中で、最も広い飼育環境と長い飼育期間を設けているのが『いなほ農園』。
四元交配の良いとこ取りを目指した媛っこ地鶏は、飼育日数が短いと特徴が足りない肉になりがち。130日以上飼育の媛っこ地鶏は、名古屋種と軍鶏の系譜を引く素晴らしい味わい。オスとメスを食べると違いは歴然!実に両方ともうまい。
文:萩原章史(食文化)
撮影:八木澤芳彦
複数の配達期間が選べます
1/7出荷 【130日以上飼育】「媛っこ地鶏」丸鶏オス1羽 約2.7kg 中抜き 内臓付き ※冷蔵【愛媛フェア】
7,500円(税込)
- 販売中 在庫数 2
- 三瀬洋商店(いなほ農園)
複数の配達期間が選べます
1/7出荷 【130日以上飼育】「媛っこ地鶏」丸鶏メス1羽 約2kg 中抜き 内臓付き ※冷蔵【愛媛フェア】
7,300円(税込)
- 販売中 在庫数 2
- 三瀬洋商店(いなほ農園)
複数の配達期間が選べます
1/7出荷 【130日以上飼育】「媛っこ地鶏」オス解体済み1羽分 精肉・内臓・ガラ付き ※冷蔵【愛媛フェア】
7,500円(税込)
- 販売中 在庫数 2
- 三瀬洋商店(いなほ農園)
複数の配達期間が選べます
1/7出荷 【130日以上飼育】「媛っこ地鶏」メス解体済み1羽分 精肉・内臓・ガラ付き ※冷蔵【愛媛フェア】
7,300円(税込)
- 販売中 在庫数 2
- 三瀬洋商店(いなほ農園)