名店の味

東京・荻窪すぱいすインド風カリーライス｜さらさらスパイスカレーのお取り寄せ

すぱいすインド風カリーライス東京・荻窪

ご飯に合う、
唯一無二の
さらさら
スパイシーカレー

もっともベイシックなメニューの骨付きチキンカリー。
すぱいすのカリーは、食事中も食後にも爽快感を味わえる稀有なものです。

ちょっとエキゾチックで
スパイシー。

スパイシーではあるけど、とんがったところがなく、清々しい。
するすると飲むように食べられるカレーソースなのに、ご飯によく合う。
旨みは豊かなのに、味に濁り（にごり）がないから、食後が爽やか。
油脂を極力控え、小麦粉を使わないから、胃もたれしない。
巷にある暴力的なカレーとは正反対なのに、カレーを食べた満足感は大きい。

これが「すぱいす」のカリーです。

佐藤眞司さんは
dancyu読者からの転身！

佐藤眞司さんが「すぱいす」をオープンさせたのは2002年8月。38歳のとき。脱サラによる開店でした。
「サラサラなのに旨みと深みのあるカレー。よくありそうなのに実は無かったカレー」。
私が、食の雑誌dancyuでカレー特集を担当していたときに、初めて佐藤さんのカリーを食べた際の感想です。
スープカレーとも違う、インド料理やスリランカ料理とも違う、スパイシーなのにどこか日本的で、爽快感のあるカレーなのです。
佐藤さんはdancyuの創刊時からの読者で、掲載店を手帳にメモしておき、出張などを利用して日本中のお店を食べ歩きました。料理をすることも好きで、脱サラをする際に、いちばん得意なカレーで勝負をすることにしたそうです。
食べ歩きと料理好き。これが佐藤さんの独創的なカリーの源泉です。

すぱいすの隠し味は
味噌や魚醤です。

クローブやスターアニスなどのスパイス20種は、ミルによる碾きたてを使います。
玉ねぎは、北海道北見産を６時間かけて飴色になるまで炒めます。
牛の「背すじ」という牛１頭から800g程度しか取れない希少部位も使い、コンソメをイメージした旨み豊かなブイヨンをとります。
木曽産の玉造り味噌や魚醤などの発酵食品を使って味に奥行きをつくります。
余計な油脂分は徹底して取り除きます。
そして、食材は極力いいものを使います。

これらを調和させたところに、佐藤さんのカリーの凄みがあります。

極上かきカリーは、
畠山重篤さんの牡蠣を
使っています。

文・町田成一（dancyu元編集長）

撮影・八木澤芳彦

食材について紹介します。
今や佐藤さんを代表するカリーと言ってもいい「極上かきカリー」「極上のかきと日本ほうれん草のカリー」は、宮城県気仙沼の「森は海の恋人」で知られる畠山重篤さんの牡蠣を使っています。牡蠣名人として漫画『美味しんぼ』で一世を風靡した畠山さんは、現在、養殖等の指導を中心にされており、自らが手がける牡蠣は希少だそうです。畠山さんの牡蠣を食べられる飲食店は、日本中で「すぱいす」だけと聞いています。

ほかにも、ほうれん草カリーには、今や希少な伝統野菜「日本ほうれん草」を使います。トマト、枝豆なども、特別な農家さんに足を運び、産地開拓から手がけた素材です。

このように、いい食材を使い、手間をかけてつくられているため、商品が出来次第、随時、限定の販売内容になります。ご了承をお願いいたします。