南国の太陽 ティダ の恵みを受けて育つ 沖縄 宮古島の枝豆
深い水深、透明度が高い 激しい潮流と波、お日様、養殖技術 全てにこだわった、肉厚で美味な塩蔵わかめ 二人の巨匠のわかめを歌津の2つの港から直送
旬の枝豆を誰よりも早く食す贅沢
珊瑚礁が隆起して生まれた宮古島は、亜熱帯の強烈な太陽にサンゴ礁のミネラル豊富な土と水が加わり、豊かな農業の恵みを産みだします。宮古島市で枝豆栽培が始まってから、まだ10年も経っていません。
温暖な気候を利用し、全国で最も早い露地栽培の枝豆として、毎年4〜5月に築地市場に出荷されていますが、その茶豆風味の美味しさから、年々リピーターが増えています。
誰よりも早く旬の枝豆を食す、これ程贅沢な事はないです。
摘みたてが24時間以内に築地市場に到着!
宮古島市では、最高の鮮度でお届けする為に、
「コールドチェーン」という輸送方法を使っています。マグロやカツオが船上で急速冷凍され、細胞の破壊や風味の低下を避けるのと同じ様に、収穫後、枝豆をすぐに氷水につけ、劣化を最小限に抑えています。
この輸送方法を低価格の枝豆でも可能にした理由は、畑のすぐ近くに海(漁港)がある宮古島の立地ならではで、
「収穫⇒冷却⇒選別⇒袋詰め」の一連の流れを、極めて短時間で実現出来る事にあります。
選別後は、東京まで航空便で輸送され、深夜には築地市場に到着。翌日の朝一番に当社で検品をし、その日の内に発送致します。
宮古島の枝豆のここがポイント!
全国でも4〜5月上旬と早い段階で出てくる生の枝豆!
国産の露地栽培品では、全国に先駆けて食べる事が出来る枝豆です。近年、冷凍技術の進歩により、一年中至るところで枝豆を目にしますが、当然の事ながら、生の枝豆の風味には及びません。
美味しい枝豆を食べたいのであれば、生の状態に限ります。青果物は季節と共に産地が北上していくのが常ですので、当然の事ながら、沖縄・宮古島一帯は、全国で最も早く枝豆の収穫が出来ます。
すなわち、何処よりも早く、美味しい枝豆が食べられるのです。
甘みを際立たせる宮古島の気候!
珊瑚礁が隆起した宮古島一帯の海は、世界でも有数のミネラル豊富な海水と言われていまが、その海水が風や雨で舞い上がり、様々な作物に降りかかります。
これが普通の塩水だと、ただ作物を枯らしてしまうだけなのですが、この「ミネラルを豊富に含んだ海風」の影響を受けると、不思議な事に枝豆特有の甘みが際立ち、香りも一層豊かになるのです。
小粒でも美味!
宮古島市で栽培される品種は、茶豆風の独特の風味を持つ枝豆、品種「おつな姫」です。意外に知られていないですが、茶豆系はパンパンに粒が膨らんでいる時よりも、限界に膨らむちょっと前が、最も美味です。
粒が大きくなると糖がデンプンに変わってしまい、甘さや味の点で、どうしても劣ってしまうので、宮古の枝豆は、美味しさを最大限引き出す為に、7〜8分目の膨らみ具合で収穫します。
最も大きい時に収穫をする訳ではないので、当然の事ながら収穫量は減りますが、味を最優先にしているのです。
築地市場のセリ人が語る宮古島市産枝豆への想い
「年間を通して美味しい枝豆を供給したい。」
今回のプロジェクトは、築地市場のセリ人S氏の、その一言が始まりでした。
「5月になれば三浦も出てくるし、夏には、山形も出てくる。枝豆の美味しさ、 楽しさ、奥深さをもっと多くの人に知って欲しい。」
全国から物が集まる築地市場で誰よりも旬を感じてきたからこそ、自然と出た言葉だと思います。
宮古島の枝豆の存在を知る人は、まだまだ非常に少ないです。
しかし、宮古島一帯の独特の気候が生みだす枝豆の甘みは、他のどの産地にもひけを とりません。ご賞味の上、是非、ご感想をお聞かせください。
「築地市場発」これが日本の枝豆文化だ!
枝豆ほど、日本の食文化に根付いている野菜は少ないと思います。
居酒屋でのおつまみ、夏場のビールのお供、子供のおやつと、老若男女問わず枝豆好きは多いです。しかし、近年、冷凍技術の発達や、アジア諸国(主に台湾・タイ・中国)からの生の枝豆の輸入により、一年中枝豆を目にする様になりました。
我々の言う美味しい枝豆とは、
「日本全国の産地の、旬の最も美味しい時に食べる枝豆」を指します。
今回の「日本縦断・枝豆産地リレー」では、築地市場の全面協力の元、下記の様なスケジュールで、旬の枝豆をご紹介していく予定です。季節ごとに様々な枝豆をお召し上がり頂く事で、皆様の好きな産地を見つけて頂ければ幸いです。