臭いがしない
ヤギ牧場
川添ヤギ牧場のヤギミルク
100%自給飼料!
輸入飼料は一切使用せず、川添ヤギ牧場が田畑で作った大麦、えん麦、イタリアングラス、ソルゴー等の牧草やコシヒカリ等の飼料米をヤギに与えて飼育しています。
高知県は温暖な気候なので、一年を通じて新鮮な牧草を栽培することができます。飼料米を作る田は、刈り取りの後には牧草作り。これが、100%自給飼料での飼育を実現できる背景です。二期作もできる高知ならではの田畑の有効活用で、ヤギの餌を栽培しています。
そして、川添ヤギ牧場では、種を蒔く畑、育てる畑、刈りとる畑、ヤギの排泄物を入れて土づくりをする畑…と計画的に牧草を栽培する畑を循環させています。このため、酪農を行う上で、課題となる家畜の排泄物の問題が生じません。つまり、ヤギの餌となる牧草と排泄物が100%循環する飼育をしています。
ヤギ乳独特の臭みがありません
「子供の頃にヤギの乳を飲んだことがある」という人もいらっしゃると思います。「ヤギ独特の臭みがあった」という記憶のある方もいらっしゃるかもしれません。
ところが、このヤギミルクには、ヤギ独特の臭みがありません!
これは、100%自給飼料での飼育の他、新鮮な牧草を一年を通じてヤギに食べさせ、畜舎の環境や育て方の工夫しているからなんです。ヤギの乳は臭いという固定観念を捨てて、あっさりとしたほのかな甘みをお楽しみください。
また、ヤギは牛と異なり、季節繁殖です。
秋に発情し、約5ヶ月の妊娠期間を経て、春に出産というサイクルで暮らしています。
そのため、ヤギミルクの製造もヤギの子育て期間と重なり、春から秋までの製造となります。子育て期間がヤギミルクの製造期間となり、繁殖期に入る秋から春までの間はヤギミルクの製造ができません。(販売は3月〜11月頃まで)
中鎖脂肪酸が多く含まれています
ヤギミルクには、中鎖脂肪酸が多く含まれています。母乳にも多く含まれる中鎖脂肪酸は、早く消化されるので、短時間でエネルギーになります。エネルギーを必要とする子どもやスポーツ選手、低栄養ぎみの高齢者にぴったりです。
飲み方は牛乳と一緒です。冷蔵庫で冷やしたヤギミルクをそのままグラスに注いで飲んでいただいても、ホットミルクやカフェオレにしていただいても、お料理に使っていただいても美味しいです。
生産者の川添さんのヤギ牧場は臭いがしません。
周りは飼料を栽培する畑や田んぼが広がり、ヤギの住まいは超可愛い子ヤギがいます。
『申し訳ない!君たちの飯を横取りします!』
そんな感じです。
全くヤギ臭くない川添さんのヤギミルクは、日量で25リットルしか搾れないです。
一般的な工場では、こんな少量のミルクを殺菌して瓶詰することは不可能です。
そこで登場したのが、高知のミルク業界のドン、ひまわり乳業の吉澤文治郎社長。
昔使っていた、ほとんど手作業の古いミルク製造ラインを復活させて、
このヤギミルクの製造販売許可を得ることができました!
ちなみに、吉澤社長(ぶんちゃん)は私、萩原の大学時代のサークルの同期です!
ぶんちゃんはLove高知の実に熱い男です。
高知のためなら、こんな面倒くさくて、お金にならないこともやってしまいます。
私も同期のためにひとはだ脱ぐ事にしました!
(株)食文化 代表 萩原章史