懐石小室|京都塚原たけのこと北寄貝の炊き込みごはん
懐石小室 東京・神楽坂
ごはんが春色に染まります
「京都塚原たけのこ」と
北寄貝の
炊き込みごはん

和食店が華やぐ
待望の春です。
小室さんの厨房にも、京都から朝掘りのたけのこが届きます。甘くて香り高い「塚原たけのこ」です。「塚原たけのこがダントツにうまい」と、主人の小室光博さん。季節になると毎日のように届くのは、透き通るようなみずみずしさの朝掘りです。

地上に頭を出していない白子です。
香り高く、色白で繊維もやわらかく、甘いたけのこです。

炊き上がりは
桜色です。
たけのこと、淡い桜色に染まる北寄貝も春の出合いものです。
「北寄貝は、天然物しかない貝で、出汁のよく出る、春にも美味しい貝です。火が入りますと、桜を思わせるような淡いピンクに変わる、自然な色あいも魅力です」と小室さん。北寄貝から出る出汁が、たけのこを、より美味しくしてくれます。

切るように
混ぜてください。
たけのこと出汁とご飯の、甘く素晴らしい香りが立ちのぼります。

木の芽を飾って
召し上がれ。
やわらかな木の芽をおつけします。ご飯をよそったら木の芽を散らしてどうぞ。

塚原たけのこが
120g入ります。
ほかに、北寄貝120g、味付け出汁400ml、お米2合と木の芽のセットです。米は、小室さんが惚れ込んだ山梨県白州の篤農家、小野田等さんのコシヒカリです。
文・町田成一、白石さやか
撮影・大山裕平

懐石小室
東京都新宿区若宮町35-4
TEL 03-3235-3332
12:00〜13:00(ラストオーダー)
18:00〜20:00(ラストオーダー)
日曜・祝日休み 要予約
カウンターのほか、テーブル席もあります。