たっぷり食べられる幸せ みがきを買って、ふぐ刺しに挑戦
自分でふぐ刺しを作る喜び を実現
魚をさばいた経験と切れる包丁があれば大丈夫
“猛毒があり素人が手を出せない世界がふぐ料理”
そう思っている方に朗報です。
年間25万尾ものトラフグから有毒部を取り去って
全国の市場や料理屋に出荷するふぐ専門卸から
身欠きのふぐを取り寄せ、一通りのふぐ料理を楽しめます。
家に幸福のふぐの“みがき”が届いたら♪ その日の晩か翌日に、しておきたいこと
1. ふぐ刺しの下ごしらえ
おいしいふぐ刺のために、きれいにしたふぐのサクを多めのキッチンペーパー(もしくはさらし)で巻いて、きっちりラップをして冷蔵庫でねかせて締める。養殖ふぐなら1日半、天然ふぐは2〜3日が目安だ。最初の日はふぐから水分がたくさん出てくるので、ペーパーを取り替えるのを忘れずに。夢の“ふぐ刺し”まであと少し。 |
2.刺身と一緒に食べたい、 皮、トオトウミ、すき身は、 あらかじめゆでておく
3.いよいよ食事の当日。 最大の見せ場、 ふぐ刺しに挑戦!
氷水に入れておいた腹皮、背皮、トオトウミの水分をきっちり拭き取る。背皮の厚みがある部分とトオトウミは、食感が良い1㎝角程度に切る。背皮の薄い部分、腹皮は丸めて細切りにして、大皿の空いている部分にねぎと一緒に盛りつける。 |
4.おいしい“鍋”のために 口、頭、カマ、骨を 食べやすい大きさに切る
口は前歯の隙間に出刃包丁を入れ、縦に二つに叩き切る。頭は内側から中骨に包丁を入れて2等分にする。両脇の先が尖った爪の部分は、切り取って捨てる。骨の間にある脳味噌は血が残っていると生臭いので、濡れ布巾などで丁寧にこそげ取る。骨は尾を落として4等分にする。尾は刺身の飾りにしても素敵だ。カマは切りやすいところで4等分にする。ここは唐揚げにしてもいける。キッチンペーパーを敷いた容器に入れ、密封して冷蔵庫で保存しておこう。 刺し身に使う部分を除いたあら(口、頭、カマ、中骨)は「ふぐちり鍋」に。みがき1本で、二人で十分満足できる量がとれる。 あとは土鍋に昆布だしを沸かして、中骨から先に入れて、野菜と一緒にぽん酢で食べよう。締めにはふぐ雑炊も待っている。 |
朗報!!「刺身はいらない。鍋をとことん楽しみたい!」という人は、本体の薄皮を剥がずに、ひたすら豪快にぶつ切りにするだけで事足りる。みがきが到着したその日に、ちり鍋が楽しめるのがうれしい。ただし、唐揚げにしたい場合はぶつ切りにした後、キッチンペーパーを敷いたバットに並べてラップをし、刺身と同じように、毎日ペーパーを替えながら冷蔵庫で締める手間をかけると、よりおいしくできる。 |