大正から現代に蘇った
奈良の旨い地鶏
大和肉鶏
軍鶏と名古屋種の血による
旨味と歯ごたえのある肉が美味!

かつて戦前の京阪神で人気を博した
大和のかしわ
戦前の大正〜昭和時代にかけて、日本の肉用鶏の一大生産地として京都・大阪などの関西方面に出荷を行っていた奈良県。当時養鶏・出荷されていた「大和(奈良)のかしわ」は高級品として人気を博していました。
生産性が低いながらも、ゆっくり時間をかけて育つ大和のかしわは、しっかりと味が濃くハレの日に食べるご馳走として鳥すきが親しまれていました。
しかし戦後の1960年代、物資の枯渇による養鶏が縮小し、さらに生産性の高いブロイラーが日本に広まり、大和かしわは姿を消しました。
20年以上の時を経て現代に蘇った地鶏
「大和肉鶏」

大和のかしわが姿を消してからしばらく時が経った1970年代。
その美味しさを懐かしみ、復活を望む声が上がるようになります。
1974年より当時の味を再現すべく、県内の農家を中心に奈良の幾種もの鶏との交配を重ね8年もの歳月をかけて復活。
軍鶏の雄×(名古屋種(雄)×ニューハンプシャー種(雌))の3種の掛け合わせで誕生し、『大和肉鶏』と名前を新たに1982年から本格流通が始まりました。
現在は奈良の特産品として、県内の旅館や割烹料理店から焼き鳥屋などの飲食店で食べられますが奈良県外には中々出回っていません。
蘇った“大和のかしわ”は
旨味が強く味も濃い!
伝統的な鳥すき、焼き鳥、
ローストチキンで

今回はそんな歴史ある幻の鶏を期間限定で販売します。寒い時期にぴったりの鳥すき用スライス、焼き鳥や唐揚げなど幅広く使える1羽(解体済み)、オス・メス食べ比べの規格をご用意しました。鳥すきは、ぜひ根深葱と合わせて楽しんでください。