MAISON GIVRÉEメゾンジブレー
MAISON GIVRÉE
メゾンジブレー 中央林間
サクサクとホロホロの食感のパイ生地が
魅力的です!
江森宏之シェフの
ガレットデロワ
素晴らしいパイ生地の
食感に酔いしれ
ます。
メゾンジブレー江森宏之シェフがつくる、フランスの伝統菓子ガレットデロワは、箱を開けた時に美しいレイエ(模様)が目を惹きます。次に、芳醇なバターとアーモンドの甘い香りに酔いしれます。口に入れると、サクサクと心地の良いパイ生地の音と、アーモンドクリームのしっとりとしたくちどけの良さに魅せられます。
とくに、パイ生地のホロホロと崩れる食感が秀逸です。その秘密はフランス産AOPバターと小麦粉で作る、何層にも重ねた薄いパイ生地によります。繊細で香り高いパイ生地と、しっとりとした甘い香りのアーモンドクリームの組み合わせがたまりません。いつまでもその味わいの余韻に浸りたくなります。
江森シェフのガレット
デロワの
3つの魅力に
迫ります。
何層にも重なる、
繊細なパイ生地
画像のパイ生地をご覧ください。薄いパイ生地が何層も重なっています。「ガレットデロワのパイ生地は、フィユタージュ・アンベルセと言われる、逆さ折りパイを使用しています。」と江森シェフ。逆さ折りパイは、通常のパイ生地が小麦粉の生地でバターを包むのに対して、バターで小麦粉の生地を包んで、伸ばして畳んでを繰り返す方法です。「手間がかかりますが、焼き上げると一枚一枚が薄くて軽く、繊細なパイ生地に仕上がります。さらに焼き方も2段階に分けて焼くため、中はしっかりと芯まで焼き切り、外はサクサク、パリパリに焼き上がります。
と江森シェフは語ります。
アーモンドが堪能できる
クリームです。
ガレットデロワの中のアーモンドクリームは、ローマジパン入りのしっとりとコクのあるクリームです。ローマジパンはアーモンド2に対し、砂糖1の割合のペーストなので、アーモンドの味わいを存分に感じることができます。「アーモンドの風味をさらにだすために、アーモンドペーストだけではなく、パウダーも使います。ペーストでコクを、パウダーで粒感を表現しました。」と江森シェフ。
レイエ(模様)の美しさに心を奪われ
ます。
パイ生地に卵黄を塗り、ぺティーナイフで細かく線を描いて行きます。この美しい模様は長年の経験と技によって作られます。「ガレットデロワには太陽のデザインと葉のデザインがあります。今回はパイのサクサク感がより感じられ、カットの際に切り分けやすい太陽の模様にしました。」と江森シェフ。
何が届くかはお楽しみ
です。
マドレーヌやクッキー等お菓子をモチーフにしたフェーヴは、ガレットデロワの中に入れず、別にしてお届けします。台紙から取り出し、波刃包丁などで切り分けた後、下からフェーヴをお入れください。フェーブ入りに当たった人は、その年幸せに過ごすことができると言い伝えられています。
軽くリベイクすると風味が増します。
お届けは常温です。軽くトーストし、冷ましてから召し上がると、パイの食感や風味が増し、中のクリームがよりしっとりします。
江森宏之シェフです。
メゾンジブレーのオーナーシェフである江森宏之さんには二つの称号があります。
一つは、果物スイーツの第一人者。
もう一つは、アントルメグラッセ(氷菓)の第一人者です。
2015年にイタリア・ミラノで開催された、アイスクリームとチョコレートの世界大会で優勝歴のある江森シェフは、実はガレットデロワのコンテストでも受賞歴があります。果物スイーツだけではなく、江森シェフが作る伝統的なフランス菓子も是非この機会にお楽しみください。世界も認める江森シェフのガレットデロワで、新年をお祝いしてみてはいかがでしょうか。
文・林麻実
撮影・天方晴子
MAISON GIVRÉE メゾンジブレー
神奈川県大和市中央林間4-27-18
営業時間/10:00〜19:00
休み/月曜日 火曜日不定休
※グランベリーパーク店もあります。
メゾンジブレーは、2017年7月に神奈川県・中央林間に江森宏之シェフによって誕生したパティスリーです。白と黄色を基調とした明るい店内には、果物を生かしたスイーツ各種やジェラートが通年にわたって展開されています。夏のゼリー、秋の焼き菓子、冬からのチョコレートなど、季節商品も豊富です。それらの原料は、江森シェフが日本全国に足を運び、選び抜かれた希少で高品質な果物などばかりです。