飯田商店 湯河原
飯田商店 湯河原
これぞラーメンの最高峰!
飯田商店の
「しょうゆらぁ麺」
商品は、当サイト限定の特製「香味ラー油」と
「煮豚チャーシュー」の3点セットです。

本店の看板ラーメンです!
飯田商店が湯河原の本店だけで出している「しょうゆらぁ麺」を冷凍でお届けします。美しい琥珀色のスープは、心地よい醤油の香りがします。味わいは澄んでいるのに、旨味は驚くほど豊かです。麺は細くてなめらか。国産小麦の甘さに感動します。今回の「しょうゆらぁ麺」は、麺、スープ、チャーシュー2種、メンマのセットです。いずれも旨み調味料の類を一切使わない自家製です。海苔と青ねぎは、お好みでご用意ください。

素晴らしい香味ラー油と
煮豚です。
当サイト限定の「香味ラー油」と「煮豚チャーシュー」もお楽しみください。
煮豚チャーシューは、ラーメンスープの出汁を取りながら作る、ラーメン店の伝統の味です。しかし、飯田商店の煮豚は素材が違います。天城黒豚、霧島高原純粋黒豚、TOKYO Xのいずれかという贅沢さです(部位は豚バラが主ですが、肩ロースの場合もあります)。香味ラー油をたっぷりとかけてお召し上がりください。香味ラー油は、店主の飯田将太さんが、香りと味わいの豊かさを徹底追求した特製です。一般的なラー油とはまったく違うものです。
Set1.「しょうゆらぁ麺」の
美味しい食べ方

飯田将太さんに
教わりました!
「飯田商店」の飯田将太さんに、らぁ麺の美味しさの秘密の一端と、美味しい食べ方を教わりました。飯田商店は、食べログ「全国ラーメン・つけ麺TOP 20」1位を独走継続中です。その看板商品が「しょうゆらぁ麺」です。

たっぷりの熱湯で
ゆでます。
麺のゆで時間は約2分です。「麺には、北海道江別産の“はるゆたか”という品種の小麦粉を中心に使っています。はるゆたかは、よくゆでることで甘みが出ます。麺がだれてしまうことはありませんので、安心してよくゆでてください」と飯田将太さんが熱く語ります。

スープとどんぶりを熱く。
スープと醤油だれが入ったパックは、冷凍状態でパックごと約10分かけて湯煎して温めます。素晴らしい醤油の香りが漂います。その間にどんぶりも熱湯を注いで温めておきます。

麺の湯切りはしっかりと。
麺をゆでている間にスープをどんぶりに移し、麺をスープの中へそっと入れます。麺は、しっかりと湯切りをし、ゆでたお湯を一滴も入れないのが飯田商店流です。

チャーシューは2種類入りです。
ラーメン用のチャーシューはお店同様、2種類です。40℃くらいの湯にパックごと浸して、きちんと温めます。右はバラ肉の煮豚チャーシューです。左が、60℃のコンベクションオーブンで10時間かけて火を入れたロースのチャーシューです。味付けはクリスマス島などの塩だけ。肉は、天城黒豚、霧島高原純粋黒豚、TOKYO Xのいずれかです。

美味しい盛り付け方が
あります。
最初に、丸い形の煮豚チャーシューをどんぶりの奥に盛ります。次にロースを脂身が手前にくるように盛り付けます。これが飯田商店流です。

レンゲでスープをどうぞ!
「ロースについている脂は、豚肉の中で一番美味しいところです。これが手前にくるように麺の上に盛り付けます。ぜひ最初に、その脂が溶け出たスープをレンゲで召し上がってください。これが最高です」と、飯田将太さん。ですから、チャーシューはお湯を使って人肌程度に温めていただきたいのです。メンマはコリコリとした醤油味の特製です。途中の口直しに食べます。海苔の相性も抜群です。ねぎはお店では京都の九条ねぎを使っています。
すべて自家製麺です!

朝8時から製麺を始めます。
飯田商店の麺を食べると驚きます。旨味の豊かなスープに負けず、小麦の風味が口の中に広がるのです。飯田将太さんの1日は製麺から始まります。

はるゆたかは
ミルキーです。
本店に併設された工房で麺を作ります。小麦粉は、ミルキーな味わいをもつはるゆたかをベースに、さぬきの夢、きたほなみなど数種類をブレンドすることで、風味や喉ごしなどの良さをさらに高めます。小麦粉はすべて国産で、つけめん用も入れれば10種以上を使っているそうです。

安全性の高いかんすいを
使います。
麺には「ぬちまーす」というミネラルが豊富な沖縄県産の海塩と、「内モンゴルかんすいじゅん」という内蒙古の塩湖の塩から作るかんすいを使っています。麺の材料となる小麦粉にはグルテンが含まれており、アルカリ性のかんすいを混ぜ合わせるとグルテン形成が促進されやすくなり、麺に弾力やコシが出ます。

麺の長さは40cmです。
「ラーメンは麺を“すする”ことで小麦とスープの風味が口の中に広がります」と、飯田将太さん。そのために40cmでカットしています。

木箱で保管します。
麺は乾燥しないよう、保湿性の高い木箱で保管する徹底ぶりです。
スープは素材がまったく違います!

味わいが実に豊かです。
スープの材料は、比内地鶏、名古屋コーチン、黒さつま鶏黒王などの鶏肉とガラ、天城黒豚、霧島高原純粋黒豚、TOKYO Xの肉と骨(ゲンコツ、背ガラ)、さらに天然の利尻昆布と羅臼昆布、青森県産の干し貝柱、あさり、マッシュルームなどが入ります。

醤油の香りが素晴らしい。
スープは2日間、16時間かけて作ります。それなのに白濁していないのは、比内地鶏などのむね肉とささみを入れ火加減に気を付けながら、濁りをとっているからです。スープに濁りがないため、醤油の醸造香が見事に立ち上ります。飯田商店の醤油だれは、天然醸造の生揚げ醤油8種をブレンドし、自ら湯煎で火入れをすることで風味を際立たせています。
Set.2 当サイト限定の
特製香味ラー油です。

風味が抜群です。
飯田商店のラー油は、担々麺に使うために開発したものだそうです。「うちの料理は香りの良さを大切にしています。ですからラー油も辛味ではなく、風味の良さを追求しています。油によっても風味に大きな違い出るので、今回は特別にマルホン太白胡麻油を使いました」と飯田将太さん。唐辛子も風味のいい朝天唐辛子を使うという贅沢なラー油です。
作り方は、にんにく、しょうが、長ねぎ、セロリを太白胡麻油でじっくり炊くことで野菜の旨味を油に移します。濾した油に、粗く挽いた唐辛子を入れて低温で辛味を抽出。次に花椒とソウカを加え、95℃まで温度を上げてクローブ、八角を、温度を下げてクミン、コリアンダーを、60℃で2種類のシナモンを入れます。油を高温にしないことで、スパイス類のエグ味を出しません。その後、2日間ねかせて完成です。きれいに濾してお届けします。

たっぷりと使えます。
「たっぷりつけて、味わってください。何にかけても合います」と飯田将太さん。油の温度を高温にしないので、酸化していないことも魅力です。上質な油の風味の良さを満喫できます。
Set3. 煮豚チャー
シューの
ブロック

驚くほどしっとり
しています。
煮豚チャーシューの材料は、天城黒豚、霧島高原純粋黒豚、TOKYO Xのバラ肉です。いずれも生産者から一頭単位で仕入れ、肉は部位ごとに真空状態にして、最低でも2週間、約1℃でねかせて旨味が最高潮に達するまで熟成させます。これらの工程を経ることで、驚くほど旨味が豊かで、しっとりと柔らかく仕上がります。

豚の味を堪能してください
その後、ラーメン用のスープの中で約3時間かけて、とろとろになるまで煮ます。スープには、たっぷりの鶏ガラや豚の骨も入っているので、肉に骨の香ばしい旨味も加わります。その後、45分ほど醤油に漬けて出来上がりです。ラーメン用なので薄味です。だから素材の良さがストレートに伝わります。

アレンジもおすすめです。
煮豚チャーシューは、しょうゆらぁ麺にたっぷりとのせて「チャーシュー麺」にするのも最高です。ほかに、千切りした根生姜をのせて、黒酢につけて食べるのもおすすめです。食べる前にレンジなどで人肌程度に温めると、豚の脂が溶けて舌ざわりが良くなります。
画像は、飯田将太さんおすすめの雲白肉(ウンパイロウ)です。煮豚を薄くスライスし、タレをさっとかけるだけで楽しめます。タレは、醤油、酢、ごま油、ラー油、砂糖、生姜、ニンニクをお好みのバランスで合わせます。

飯田将太さんです。
飯田商店は令和7年3月16日に開店15周年を迎え、店名を「らぁ麺 飯田商店」から「飯田商店」に変えました。飯田将太さんは、プレジデント社より『本物とは何か』という本を出版、さらには低糖質のラーメンを開発するなど、ますます活躍中です。
文:大村花恵(食文化)
撮影:合田昌弘

飯田商店 湯河原本店
神奈川県足柄下郡湯河原町土肥2丁目12−14
TEL:0465-62-4147
営業時間:11:00〜15:00
定休日:火曜日・水曜日 ※不定期で休業あり
完全予約制です。OMAKASEで毎週火曜日正午に1週間分の予約を受け付けています。

セット内容
・しょうゆらぁ麺2食分(麺、スープ、チャーシュー2種、メンマ)
・煮豚チャーシューブロック約300g
・特製ラー油100ml
・食べ方リーフレット
化粧箱でお届けしますので、ギフトにもお使いいただけます。
※料理画像の海苔と青ねぎは入っていません。