

かんきつ王国・愛媛
「愛ある」愛媛県の
かんきつ
愛媛県といえば「みかん」。100年以上のみかん栽培技術をもとに、近年では多種多様な柑橘の栽培もおこなっています。その品目数は50種類近くにのぼり、品目数、総合収穫量ともに愛媛県が全国1位。
また、愛媛県が独自に育成・開発した品種も多く、現在の主流の「紅まどんな」「甘平(かんぺい)」は、愛媛県オリジナル柑橘として人気です。

紅まどんな
愛媛県が育成。オリジナル品種
南香と天草を交配。皮が薄くとろけるような食味が特徴で新しい愛媛県の顔となっている柑橘。12月に熟成するため贈り物にも大人気。

甘平
愛媛県が育成。オリジナル品種
西之香とポンカンを交配。で、酸味が少なく濃厚な味わいです。最高品質のものは「Queen スプラッシュ(クイーンスプラッシュ)」の名前で販売されます。

媛小春
愛媛県が育成
清見と黄金柑を交配。早春に収穫される柑橘で、愛媛県が13年の歳月をかけて開発した柑橘です。早春の訪れを感じる愛らしい見た目が名前の由来となっており、2007年に品種登録されました。

ひめのつき
愛媛県が育成
アンコールと日向夏を交配。2006年に品種登録されました。外皮がやや厚めですが手で剥くこともできます。内皮は比較的薄いのでそのまま食べられます

温州みかん
柑橘王国、愛媛県の顔。愛媛県は10月〜12月までのみかんが主力です。主に海岸線沿いの地域で栽培されています。

はれひめ
清見とオセオラとみかんを交配。手で皮がむけて内皮ごと食べられて味も濃い。果汁たっぷりでオレンジの風味があり、みかんとも一味違います。

不知火
清見とポンカンを交配。みかんのように手で皮がむけて内皮ごと食べられます。適度な酸味と甘さのバランスが秀逸です。

いよかん
愛媛県では明治22年(1889年)に松山で栽培開始。新しい柑橘がたくさん生まれる現代でも愛される柑橘です。現在の生産量は愛媛県がN0.1です。

ポンカン
手で皮がむけて内皮ごと食べられて味が濃厚。種があります。デコポンの親としても有名で糖酸のバランスが極めて優秀です。

はるみ
清見とポンカンを交配して生まれたデコポンの兄弟果。デコポンよりも酸味がまろやか。手で皮がむけて内皮ごと食べられます。

せとか
清見とアンコールとマーコットを交配。圧倒的な果汁量で種もありません。酸味は少なく親の清見よりも味が濃い。贈答品にも人気。

八朔
引き締まった果肉でほのかな苦みとサクサクした食味が特徴。果汁が少なく、現代主流の柑橘とは異なる魅力があります。

甘夏
初夏に登場する柑橘。気温が高くなる時期に登場するため、適度な酸味が爽やかで、甘さが強すぎないところも良いです。

はるか
日向夏の枝がわり。ゆずのような爽やかな香りが心地よいです。外皮が黄色いため、酸味がありそうに感じますが、ほぼ酸味がなく爽やかな甘さです。

ブラッドオレンジ
モロ種とタロッコ種があります。カットしたときにオレンジの果肉に赤い色が混ざるのが特徴。風味が良く、生果以外にジュースなど加工品も人気。

清見
現代柑橘の生みの親。デコポン、せとか、はるみなど人気品種は清見から生まれています。 豊富な果汁で、種もほとんど入りません。

カラマンダリン
4月〜5月に登場する柑橘で、みかんのように手で皮を剥くことが出来る柑橘。樹上での熟成期間が長いため、濃厚で糖度も高いです。

なつみ
カラマンダリンに近い特徴を持つ柑橘。樹上での熟成期間が長く、甘味と酸味のバランスに優れており、まるで美味しい温州みかんのようです。

河内晩柑
和製グレープフルーツと呼ばれていて、適度な酸味があり果汁もたっぷり。爽やかな味わいです。美生柑、宇和ゴールドなどの商品名で販売されることも。

レモン
強い酸味が特徴。皮の青いレモンは国産ならでは。また、国産は防カビ剤不使用なので、皮ごと安心してお召し上がりいただけます。

ニューサマーオレンジ
鮮やかな黄色の柑橘で、さわやかな風味が特徴。歴史は古く、江戸時代に宮崎県で発見されたといわれています。