つなぎコハク玉ねぎ

熊本県津奈木町の農家たちが、最高の状態で届ける玉ねぎのブランド化を進めています。最も美味しさを感じられる品種を選び、玉ねぎにはたっぷりの甘みをのせています。市場流通を通さないことで、温度変化や放置時間の長さによる乾燥を防ぎ、瑞々しさを残したまま食卓へ届けることができます。農家たちが届けたいと考える、本来の美味しい状態の玉ねぎです。

つなぎコハク玉ねぎとは、津奈木町で育てられた生食できるサラダ玉ねぎです。
外皮の色合いが琥珀のようであることから名付けました。
瑞々しさが強い品種を選定し、肥料に亀萬酒造の酒粕を使用した栽培方法をとっています。津奈木町は温暖多雨な熊本県南部（水俣・芦北地域）に位置します。不知火海からの潮風が葉にミネラルを運び、甘く瑞々しい玉ねぎが育つ環境にあります。（潮風にあたると甘みが強くなります）

繊維を分断すればするほど酵素が働き、玉ねぎに含まれる硫化アリルがチオスルフィネートという成分に変化します。空気にさらすことで、酵素反応が進みその力を発揮するのです。硫化アリルはファイトケミカルとも呼ばれます。まずは生食で機能性の恩恵にあやかりましょう。

この玉ねぎは丸かじりできるほど辛みがなく、甘く、1枚1枚に厚みがあり瑞々しいです。辛みも殆ど感じられません。
バーベキューに持ち込み1人1個渡して、肉塊にかぶりつき！玉ねぎ丸かじり！ そんな楽しみ方が似合います。

玉ねぎが瑞々しいので、水の代わりにたっぷり入れます。繊維が壊れるうちに甘みと旨みと水分が溶け出します。豚汁はぜひ作っていただきたいです。1kgほど使えば5人分できます。

1.カツオ出汁を3カップとり、味噌を70g入れます。塩気の強い味噌がお勧めです。
2.豚バラ肉を200g用意し、4cmほどに切ってバラしながら入れます。火が少し通ったら玉ねぎを投入します。
3.玉ねぎをたっぷり1kg使います。煮込むほどに水分と甘みと旨みが出てきます。
4.15分ほど煮込んだら完成です。天地ガエシをして底にある肉と玉ねぎを混ぜてください。

甘くてコクのある豚汁が完成します。

早朝5時に収穫したスペシャルバージョンもご用意！最大限瑞々しさを保ったまま届けます。夜明け前ならば、光合成が起こらず、水分が土中の玉ねぎに保たれたままです。また光に極力あてないことで、辛み成分の発生を抑えることができます。一般的に玉ねぎは貯蔵性を高めるために、一週間ほど乾燥させてから流通しますが、瑞々しさを感じていただきたいので、収穫後すぐに出荷します。

瑞々しさが一番感じられる品種を選びました。サラダ玉ねぎ発祥の地、芦北水俣に位置する津奈木町が、潮風とミネラルたっぷりの土壌で育てた「つなぎコハク玉ねぎ」。農家から直送し、最高の状態でお届けします。

(株)食文化　川口若菜