兵庫県の郷土食 お取り寄せグルメ「ひょうご物産展」

兵庫県の郷土食
兵庫に伝わる食文化・特産品を紹介します
北は日本海、南は瀬戸内海に面する兵庫県。面積は8401キロ平方メートルで近畿地方最大の広さを誇る。気候は、県中央部を横切る中国山地を境に北部が日本海側気候、南部が瀬戸内式気候に分かれる。兵庫県は風土や歴史から摂津・丹波・但馬・播磨・淡路の五つのエリアで構成され、それぞれに異なる食文化が形成されてきた。
県庁所在地の神戸市がある摂津地域は、1968年に神戸港が開港して以降、国際都市として発展。数々の洋菓子が持ち込まれ独自のスイーツ文化が築かれていった。丹波地域は、山に囲まれ寒暖差が激しいエリアで、丹波栗や黒大豆、猪肉など山の幸に恵まれる。日本海に面する但馬地域は、松葉ガニやホタルイカが大量に水揚げされ、県西部の播磨地域はハモやアナゴ、イカなど海の幸が豊富だ。淡路島がある淡路地域は、古くから朝廷に食料を納める御食国(みけつくに)であり、現在も農業よ水産業が盛んで多彩な食材と食文化が受け継がれている。地元民はもちろん訪れる人々を魅了する兵庫県の多種多様な郷土食。その地に根付いた特産品とともにまとめて紹介する。
兵庫県の郷土食、特産品

明石焼き
たこ焼きのルーツとも言われている兵庫県・明石を代表する郷土食。小麦粉とじん粉、卵を出汁で溶いた生地にタコを入れ、専用の銅鍋で焼き、昆布やカツオのだし汁につけて食べる。たこ焼きに比べて卵の量が多く、加熱しても硬くならないじん粉を使用するため、ふんわりとした食感に仕上がる。
明石では江戸時代末期から大正時代にかけて、地場産業として「明石玉(人工珊瑚)」が作られていた。明石玉の材料は卵の白身で、卵の黄身は余ってしまう。そこで地元で水揚げされるタコと卵黄を混ぜてできたものが明石焼のはじまりと言われている。

神戸ビーフステーキ
神戸ビーフは兵庫県で生産された但馬牛のことで、一定の基準を満たした場合に使用できる呼称。牛肉の食べ方はしゃぶしゃぶ、すき焼きと様々だが、神戸には多くのステーキ専門店があるほど分厚く切って豪快に食べるのが定番。鉄板の上で焼き、塩、胡椒で味を調え、お好みでステーキソースをかける。柔らかい肉質と旨味が魅力で、観光客からの人気も高い。
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鱧すき
淡路島特産の鱧と玉葱を醤油、みりん、酒など加えただし汁で軽く煮込んだ料理。関西では昔から鱧は「梅雨の水を飲んで美味になる」といわれている。 梅雨の頃、産卵前の鱧が一度目の旬。二度目の旬は8月の産卵後、12月からの冬眠に備えて、 食欲旺盛な9月下旬から11月末。鱧は腹皮を黄金色に輝かせることから「黄金鱧」と呼ばれる。初夏から秋にかけて玉葱も収穫時期を迎えるため、淡路島では夏になるとよく食べられる郷土食である。

丹波・摂津の松茸
現在の兵庫県丹波市・篠山市・三田市の地域は、松茸をはじめ、三田牛や丹波栗・丹波黒豆など数多くの逸品を生み出す地域。大阪や神戸のベッドタウンとして住宅も増えたが、今でもこの地域は里山と農地に恵まれた日本の農村地帯だ。丹波・摂津の松茸が育つのは、武庫川の最上流の羽束川(はつかかわ)付近。鮎はもちろん蛍も飛び交う清流で、比較的急峻な里山は、豊富な川の水と寒暖の差により霧が盛んに掛かり、松茸が育つには絶好の気候になる。定番の焼き松茸、炊き込みご飯はもちろん美味だが、丹波・摂津の松茸は力強い三田牛に負けない味わい。鱧しゃぶと松茸の「究極の出会いもん」も素晴らしい。
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