なめらかな果肉と芳醇な味わい
青森県の南部町が誇る大玉西洋梨
ゼネラル・レクラーク
JA八戸農業協同組合
ゼネラル・レクラークは
両親も名前の由来も不明な
未知なる西洋梨
ゼネラル・レクラークは、1950年頃にフランスで発見された西洋梨の品種で、1977年に青森県のりんご研究所の県南果樹部(当時の名称は「畑作園芸試験場果樹部」)が、フランス・アンジェの試験場から取り寄せたのが始まりです。
長らくドワイエネ・デュ・コミスの自然交雑種と言われてきましたが、最新の遺伝子解析によって否定されているため「両親は不明」となっています。
また、ゼネラル・レクラークは青森県に導入された当時からこの名前が付いており、名前の由来は昔の資料にも残っていないため、未知なる部分が多い西洋梨です。
青森県の西洋梨の歴史は長く
りんごと同じ頃に始まった
青森県といえば「りんご王国」というイメージが強いですが、実は西洋梨の栽培の歴史も長い県です。明治8年に内務省勧業寮からりんごとともに産業政策として、西洋梨の苗木が青森県に配布されたことが始まりです。
その後、大正初期になると、病害にあったりんごの樹の植え替えで、西洋梨が本格的に栽培されるようになりました。そこから県南地方を中心に様々な品種が栽培され、県内有数の西洋梨の産地となります。西洋梨と言えばラ・フランスという時代に、南部町の泉山茂氏を中心として、味わいの優れたゼネラル・レクラークの栽培に挑戦し、東京の高級果実店などで高い評価を集めたことで、高級西洋梨としての地位を築いてきました。
現在では、青森県のゼネラル・レクラークの生産量は、全国トップにまで成長し、その主力産地である南部町のゼネラル・レクラークは、国内のみならず海外からも味のいい西洋梨として注目されています。
11月から12月が食べ頃
収穫後に予冷と追熟をかけてから出荷
ゼネラル・レクラークは9月から収穫が始まり、約1か月ですべての果実を収穫します。
1玉ずつ機械で重量を計測し、サイズごとに2℃の予冷庫で約1か月間保管した後、20℃で3日間の追熟を行ってから食べ頃の一歩手前を見極めて出荷します。出荷の時にも機械と人の目による検品を行い、手作業で丁寧に箱詰めしていきます。収穫から1か月間以上かけ、11月から12月に追熟されたものが市場に出回ります。
なめらかな果肉と喉を潤す果汁
甘みと酸味のバランスのとれた芳醇な味わい
ゼネラル・レクラークは果皮に黄金色のサビがあり、店頭では見た目で敬遠されることもあるようですが、JA八戸三戸営農センターの山田さんは「サビが多いほど美味しい」と言います。
現地で味わったゼネラル・レクラークの果肉は西洋梨特有のザラつきがなく、なめらかな舌触り。果汁が多く、ほのかに感じるりんごのような爽やかな酸味と西洋梨特有の甘みのバランスが絶妙で、次から次へ食べたくなる味わいです。
産地で食べ頃の一歩手前まで追熟を行い出荷をしています。果実の軸周りが柔らかくなると食べ頃です。室温で追熟させて、好みの固さになったらお召し上がりください。
大玉のゼネラル・レクラークは
化粧箱入りで冬の贈り物にも使えます
ゼネラル・レクラークは西洋梨の中でも大玉の品種です。1玉500g程度もある立派な大きさです。大玉サイズは化粧箱にお入れします。冬のギフトにいかがでしょうか。
文:食文化 植竹
撮影:八木澤芳彦
複数の配達期間が選べます
12/2〜7出荷◎ 『大玉 ゼネラル・レクラーク』青森県産 西洋梨 約3kg(6玉)化粧箱 風袋込 ※常温 JA八戸【青森フェア】
4,580円(税込)
- 販売中 在庫数 48
- 八戸農業協同組合