「国産生ハム」のお取り寄せ・通販
国産豚と塩で長期熟成!
24人の生産者が夢をもって競い合う!
国産生ハム
「Jクラフト生ハム」
- 一般社団法人 国産生ハム協会認定
「Jクラフト生ハム」をお届けします。
欧州の伝統的な製法をもとに
日本の気候風土を活かして
作る国産の生ハム
生ハムとは、古くはローマ時代から欧州で保存食として食されてきました。日本の生ハムの歴史は、1996年(平成8年)に、イタリア・パルマ産のプロシュットが輸入されたのが始まりです。その後、2000年(平成12年)にスペイン産生ハムのハモンセラーノの輸入が解禁され、その後は欧州各地から続々と日本に上陸するようになりました。
日本での製造の歴史は、第二次対戦後、、、、、、。
現在、日本で生ハムと呼ばれている製品には大きく分けて2種類あります。スーパーやコンビニなどで見かける数週間で製品化できる発酵熟成の過程を経ない「ラックスハム」と、欧州で昔から作られてきた「長期間熟成した生ハム」です。今回ご紹介するのは後者の国産生ハムです。日本の凄腕生産者が作り上げる、日本の気候風土を活かした個性豊かな香りと味わいを持つ生ハム「Jクラフト生ハム」です。
本格的な国産生ハムの
生産と普及を目指す
一般社団法人 国産生ハム協会
「一般社団法人 国産生ハム協会(以下、協会と省略)」は日本国内で本格的な国産生ハムを作る生産者の団体です。欧州の伝統的な製法をもとに、日本の気候風土を活かした国産の生ハムを作っている、24の生産者が美味しさと個性を競っています。
今回、協会と私ども株式会社食文化は、「国産生ハムの普及」と、日本では低い評価しか得られていない豚もも肉に高い付加価値を付けることで「日本の養豚業の危機的な状況を抜本的に解決する」といった大きなビジョンの元にタッグを組みました。
皆様には商品を通じて国産生ハムの魅力をご紹介していきます。
豚と塩を基本として作る
長期熟成の国産生ハム。
作り手の個性が香りや味の違いとして楽しめるのが魅力
世界的にはイタリアとスペインが生ハムの二大生産地として知られています。
イタリアとスペインには、それぞれの国や地域の気候にあった製法があります。とくに原料となる豚の血統、塩の種類、塩漬け方法、熟成期間の違いにより、味わいに特徴が出ます。
協会では、認定した国産生ハムを「Jクラフト生ハム」と呼びブランド化を図っています。その基準は、食品添加物や調味料などを一切使用せず、国産の骨付き豚もも肉と塩を基本として、12か月以上丹念に乾燥熟成させて作ることです。
骨付き豚もも肉と塩を基本としたシンプルな原材料ですが、豚の血統、肉質、生産される土地の気候風土、生産者の哲学、乾燥熟成の期間などは、生産者ごとに違います。
たんぱく質の分解、酵素の働きなどの自然の力と塩の浸透具合などが複雑に絡み合うことで、イタリアやスペインとは違った、日本でしかできない個性豊かな高品質な生ハムが作られています。
全国24の凄腕生産者の
国産生ハムを食べ比べ
協会には全国24の生産者が所属し、その内、選ばれた生産者が「Jクラフト生ハム」に認定されています。(2024年12月時点)
食品衛生法の食肉製品の規格基準を厳守し、原料豚の品種や飼育方法を把握し、品質向上への取り組みを真摯に続けるなど、厳しい認証基準をクリアした国内有数の生産者集団です。
ぜひ国産生ハムを食べ比べて、生産者ごとの個性的な味わいをお楽しみください。
あっぷるとんの生ハム
秋田県横手市 柴田畜産
秋田県横手市の柴田畜産では、信頼する1軒の養豚農家が育てる「あっぷるとん」を使用した生ハムを作っています。
あっぷるとんは、近隣の農家から出た廃棄するりんごを食べ、奥羽山脈の湧水を飲ませて丁寧に育てたこだわりの豚です。その骨付きもも肉を天然塩で漬け込み、鳥海山から吹き降ろす冷たい風で乾燥させて、自然の力でゆっくりと18ヶ月以上かけて熟成させています。
ほどよい塩気と、優しいながらもパンチのある味わいで、国産生ハムの美味しさをストレートに実感することができます。りんご、柿などの果物と食べるのもおすすめです。ワインだけでなく、日本酒の純米酒と合わせても美味しくいただけます。
プレミアムプロシュート
東京都 ぐるめくにひろ
ぐるめくにひろは東京・荻窪にあるハム・ソーセージ・ベーコンの専門店です。店主の松澤州紘さんは、伝統製法を大切にした、食品添加物を使わない食肉加工の日本の第一人者です。
松澤さんの生ハムは、鹿児島の契約農家が育てた黒豚と沖縄県産の海塩を使用し、栃木県の日光に設けた熟成小屋で540日(18ヶ月)かけて乾燥熟成させたプレミアムプロシュートです。
まるで鰹節のような燻香を連想させる深い風味があります。しっかりと噛み締めると、そのたびに豊かな旨味があふれます。熱燗のような強い日本酒か、ボルドーの赤ワインが欲しくなる強い味わいの生ハムです。
サッポロクラフト生ハム
北海道札幌市 北一ミート
北海道余市にあるキャメルファームのワインを飲んで育ったワインポークを使用した生ハムです。札幌の厳しい寒さの中、独自の技術で自然乾燥と保湿のバランスを取りながら、18〜24ヶ月以上かけて熟成させて作ります。薄切りで、食べやすい大きさにカットされています。塩味もしっかりとしていますので、そのままカナッペにしたり、果物と合わせても楽しくいただけます。
季節のフルーツと美味しく
お楽しみいただけます!
長期熟成の生ハムは単体で食べるのももちろん美味しいのですが、どれも熟成による深い味わいが持ち味のため、フルーツやお酒と楽しむことがおすすめです。果物は、メロンやイチヂクの定番のほかに、桃、柿、りんご、洋梨、いちご、みかんなど、合わせる果物によって変わる味の違いをお楽しみいただけます。
お酒は、スパークリングワイン、白ワインのほかに、日本酒の甘みも好相性です。大きめのプレートに、果物、チーズ、生ハムなどを盛れば、素敵な食卓になります。特に季節のフルーツと一緒に食べることで、甘みや酸味、フレッシュさが、味の相乗効果を生み、より国産生ハムの魅力を感じていただけると思います。
文:食文化 植竹
うまいもん筆頭目利き人
町田成一より
生ハムは、イタリアではメロンやイチヂクなどの果物と合わせたり、薄切りをグリッシーニに巻くなどして楽しみます。スペインは、ちょっと厚切りをそのままワインの供にすることが多いようです。
国産生ハムも同様にお楽しみいただけます。夢とロマンと高い志をもった生産者さんが、丁寧に仕込み、きちんと熟成させてあることが、よくわかる生ハムばかりです。ですから、パンとともにワインに合わせられます。
さらに楽しいのは、日本酒やご飯とも合うことです。国産生ハムを噛んだときの、深い旨みは酒を呼びます。日本の豚のきめの細かい肉質がいい舌ざわりとなって、ちょっと甘みのある酒に合うのです。国産生ハムは、ご飯にも合います。白い炊きたてご飯にのせれば、いいおかずになります。酢飯にもよく合います。ちょっと温かめの酢飯にのせて、ほんのりとした生ハムは、さらに酒を呼びます。アボカドなどを刻んで混ぜた、ちらし寿司もいけます。ぜひ、お楽しみください。