長崎県の郷土食 お取り寄せグルメ「ながさき物産展」

長崎県の郷土食
長崎に伝わる食文化・特産品を紹介します
三方を海に囲まれ日本有数の長い海岸線を持つ長崎県。平地は少ないが山岳と丘陵が多く、海岸線は多くの半島・岬と湾・入り江で構成されており、山の幸と海の幸に恵まれる。特にアジ、タイ類、イサキの漁獲量は日本一を誇り、新鮮な魚介を使った郷土食が豊富だ。
長崎県は1571年に長崎港が開かれて以来、南蛮貿易の拠点として発展。江戸時代の鎖国下のなかでも日本で唯一海外との交流があったことから、西洋や中国などの影響を受けた独自の食文化が形成された。
長崎県で古くから伝えられている郷土食だけでなく、近年の食文化の変化により新しく生み出された料理。気候風土を活かして作られる特産品を紹介する。
長崎県の郷土食、特産品

長崎ちゃんぽん
「長崎ちゃんぽん」は、豚肉・野菜・魚介類などたっぷりの具材を太めの麺と一緒にスープで煮込む料理で、長崎県を代表する郷土食。明治時代半ばに長崎市で中華料理店を営んでいた中国出身の店主が、自国の留学生に安くて栄養があるものを食べさせたいとの思いで考案した。「ちゃんぽん」の名前の由来は、中国語で簡単なご飯という意味の「喰飯(シャンポン)」、またはポルトガル語の混ぜる意味の「ちゃんぽん」がなまったものという説など様々。
長崎ちゃんぽんは濃厚な豚骨スープ、小浜ちゃんぽんはあっさりとした鶏ガラスープが主体となっている。

カステラ
長崎県を代表する菓子。16世紀の大航海時代にポルトガルの貿易商人やキリスト教の宣教師たちによって伝えられた。カステラだけでなく、ボーロ、金平糖、ビスケットなど南蛮料理と呼ばれるお菓子も同時に伝わったとされている。その後、鎖国により貿易も制限されたため、全国に広がったのは鎖国が解かれた明治時代以降。
当初のカステラは、あまり甘くなく固い食感だったといわれている。江戸時代から卵や砂糖が多く使うようになるなど、長い年月のなかで材料や配合・作り方を工夫することで独自に進化した。長崎県にはカステラの老舗が多く、伝統の製法が受け継がれている。
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王様アスパラ
一般的なアスパラガスはLサイズで1本18〜33gだが、王様アスパラは1本50g以上もあり糖度が高く、根元から穂先までやわらかい特徴を持つ。 切り口が瑞々しく新鮮な王様アスパラは、バター焼きやサラダ、天ぷらなどで美味しく味わうことができる。
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ウチワエビ
九州西端、五島列島と壱岐島の間に位置する平戸島の周辺は、黒潮系の水塊と東シナ海の沿岸水が混ざり合った対馬海流が通り、島の豊かな山からは、植物プランクトンを豊富に含んだ河川が流れ込む。その平戸沖で漁獲されるのが「ウチワエビ」。
およそ40年前までは、グロテスクな見た目から捨てられていたが、刺身で食べたときの食感と味が伊勢海老にも負けない美味であることから、徐々に漁師を中心に食べるようになった。透き通るような身は甘く、プリプリとした食感。シンプルに蒸すだけでも美味で、味噌汁、パスタなどにもよく合う。
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