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Jam工房Eiko
美しい酸味と苦味
大庭英子さんの
「柚子のマーマレード」
柚子の最高峰、
高知県の馬路村などの黄柚子です。
素晴らしい
柚子の風味、
圧巻の美味しさです。
トーストしたパンに大庭英子さんの柚子のマーマレードをたっぷりのせて食べると、黄柚子の豊かな香り、爽やかな酸味、深みのある苦味が次々に押し寄せてきます。
「柚子のマーマレードは、黄柚子の皮と果汁でつくります。柚子そのものの美味しさを凝縮させるので、香りは鮮烈です。柚子特有のやわらかい酸味と苦味を生かしながら味をつくりました」と、大庭英子さんは語ります。
材料は柚子と
砂糖だけです。
透明感のある美しさと、なめらかな食感が魅力です。皮を極めて薄く切る丁寧な下ごしらえが決め手となります。大庭英子さんの柚子のマーマレードはこれまでに味わったことのない、柚子の美味しさがたっぷりと詰まっています。
柚子茶で温まりたい。
寒い時期には、韓国の柚子茶のようにお湯で割るのもおすすめです。身体がぽかぽかと温まるだけではなく、柚子の香りがアロマ効果となり、癒しになります。
高知県の馬路村などの
黄柚子です。
柚子の村として有名な馬路村の柚子は、化学肥料・農薬・除草剤を使用せず、豊かな自然と清らかな川の水で栽培されています。爽やかな香りと強い酸味、そして旨味のある甘みが特徴です。 今回は馬路村などの高知県産の柚子の皮と果汁を余すことなく使います。※馬路村の柚子が入手できない場合は、ほかの高知県産の黄柚子を使う場合もございます。ご了承ください。
柚子を洗います。
柚子はたわしを使って、細かい汚れを丁寧に洗い流します。
柚子の果汁を
絞ります。
柚子は横に半分にカットしてから、絞り器で果汁を絞ります。種と果皮と果汁に分けて、果皮はワタを取り除きます。
果皮を薄く
スライスします。
皮はできるだけ薄く切ります。薄くすることで仕上がりの美しい透明感が生まれます。舌ざわりのなめらかさも格段に違います。
ゆでこぼします。
果肉を鍋に入れ、柚子の皮を下ゆでします。下ゆですることで、アクと苦みが少なくなります。皮が柔らかくなるので、砂糖の浸透率も高くなります。何回もゆでると風味がとんでしまうため、大庭英子さんは沸騰したお湯で5分間、1回のみです。
グラニュー糖を
まぶします。
下ゆでした果皮と果汁を混ぜ合わせたら、グラニュー糖をまぶします。柚子の重量に対してグラニュー糖の割合は40%です。グラニュー糖を使うのは、果物の特性を引き出しやすく、スッキリとした後味に仕上げるためです。
約15分煮ます。
大庭英子さん愛用の熱伝導率の高い、銅鍋で煮ます。柚子の風味が飛ばないように、煮る時間は強火で短時間です。下ゆでしているのでアクはあまり出ませんが、アクは丁寧に取り除きます。
熱いうちに
瓶に詰めます。
透明感が出てきたら完成です。出来上がったらすぐに、煮沸した熱々の瓶の口ぎりぎりまで注ぎ入れます。
完成しました!
出来たては水分が多いですが、時間が経つにつれ、とろみと透明感が増します。脱気のため、ジャムが入った瓶を熱湯で10分ほど湯煎にして完成です。
1瓶300g入りです。
ひと瓶につき、たっぷり300gも入っています。大庭英子さんのジャムは美しさも特徴です。美しさを保つには冷蔵保存がおすすめです。日持ちは約1年ありますが、常温だと、どうしも色が落ちてくるそうです。
1月は柚子のマーマレードのほかに、完熟させた蜂屋柿を使った「柿のジャム」、「洋梨のジャム」2種(青森県産のゼネラル・レクラークと山形県産のラ・フランス)もあります。大庭英子さんのジャムは、現状、当サイトのみで販売しております。
文・林麻実
撮影・天方晴子