『干し柿 5種食べ比べセット』簡易箱 ※常温

【1】叶屋園芸場 手塚貴光さんの枯露柿 品種：大和百目 山梨県産 1玉（50g）
手塚さんの枯露柿は、どんな高級和菓子も敵わないのではないかと思わせる程の極上品。美しい飴色をした緻密な果肉と水分をとばし糖の密度を4倍にまで高めています。乾燥の温度や湿度にこだわっているのでシワの入り方からして他の干し柿とは異なります。こだわりはもまないこと。枯露柿は乾燥中に手もみすることで食感を羊羹のように滑らかに、そして乾燥を均一にさせるのですがこの枯露柿はその工程を入れません。食した瞬間の甘さ・食感はほかにはない強烈な印象です。

【2】富山干柿 1玉（45g）
深い飴色に何層も重なる甘さは、この富山干柿の最大の魅力です。つぶ餡に似た食感、上質な黒糖のような味わいは、干柿好きには堪らない唯一無二の品といえます。富山干柿は、干しては休ませる作業を繰り返し、皮むき後の乾燥割合を30％以下にした枯露柿。この乾燥、手もみ、乾燥を重ねることにより、強烈な甘さの中に、深い味わいが生み出されるのです。富山干柿は、富山県南砺地方で栽培する固有品種「三社柿」という果肉が絞まっているのが特長の柿で作られます。

【3】琥珀の華 長野県産 約200g（5〜10粒程度）×1パック
長野の干し柿と言えば「市田柿」が有名ですが、『琥珀の華』は、その市田柿の「枝変わり」と呼ばれる突然変異から生まれた柿です。収穫後、「置き熟」といって、3日ほど追熟させます。これは水分が内部に移動し、糖分も内側に回ると考えられた製法です。ハウスで天日干しを行います。デリケートな果実なので機械で揉み込むのは数秒程度、手もみ整形を繰り返します。柿が干されているときの"琥珀色"と、干し柿の表面を覆う白い粉が"華"のようだったことからその名が付けられました。

【4】福蜜柿 富山県産あんぽ柿 1玉（75g）
南砺市福光が原産の渋柿 三社柿を使用し、遠赤外線で100％乾燥させて出来たあんぽ柿です。外側はしっとりしており、中は半熟状態の柔らかさで甘みも強く、上品な味わいが楽しめます。通常のあんぽ柿は硫黄で燻製しますが、遠赤外線で乾燥させて作る福蜜柿は、硫黄の香りに抵抗のある方にとっても親しみやすい味となっています。

【5】伊達のあんぽ柿（超大玉） 福島県産 約230g（2〜3粒）×1パック
硫黄薫蒸技術・発祥の地、福島の「あんぽ柿」は、ほかの産地とは一味違います。大正11年から代々生産者間で受け継がれる伝統の技術により、渋柿の皮をむき、硫黄燻蒸後に通常よりも時間をかけてゆっくり乾燥させて仕上げます。独特なあめ色がかった美しい橙色の製品に仕上がり、外はしっとり、中はもっちりとした独特の食感です。さらに今回は特別5〜6Lサイズ限定です。果肉が厚いので食べ応え抜群です。