ホタテの旬は年に2回
夏は貝柱が大きくなる!
ホタテには夏と冬の2回、旬があると言い夏は貝柱を、冬は卵を楽しめます。
夏は貝柱が大きくなりプリプリになります。春先までのホタテは、産卵を控えているので卵に栄養を巡らせますが、産卵後は身に栄養がいきます。
1年で最も貝柱が大きくなるのが6月〜8月です。
今年(2024年)は、海水温の上昇によりホタテや牡蠣が死んでしまい、水揚げ量が少なく、特にLサイズの500g12粒規格はとても希少です。
貝柱を味わうなら
甘さの頂点を迎える夏が最良
大きさもですが、さらに夏の貝柱は甘さが頂点に達し、濃厚になります。
ホタテには、旨みや甘みを感じるグルタミン酸やグリシンなどのアミノ酸が豊富。
特にホタテの甘みのもととなるグリコーゲンは夏になると増加する事がわかっています。
旨みが濃い!
女川のホタテの特徴
宮城県中部地区の女川エリアのホタテは、他産地に比べて甘みが強いと言われています。
秘密は何なのでしょうか。それは養殖場がある豊かな環境にあります。
森林から養分たっぷりの水が海に注ぎ、プランクトンやミネラルが豊富な上、リアス式海岸で波が穏やかな海はホタテにとって理想的な環境です。植物プランクトンを食べて、すくすくと育ったホタテは肉厚で、旨みの濃いホタテになります。
良質なホタテを育てる、
養殖法のこだわり
この地区では耳吊りという養殖法を用います。耳吊りとは、貝の耳に穴をあけてロープで繋ぎ、カーテンのように水面下10m程の位置に垂らして育てます。このときに、垂らしているロープとロープの間隔を通常より空けています。間隔を空ける事で、1つのホタテに養分が行き渡り良質なホタテになります。
養殖法のこだわり、良い漁場があり、11月に育て始めてから半年程で出荷サイズにまで育ちます。
南限の地だから可能になる
抜群の鮮度で産地から直送!
ホタテの産地と言えば、北海道や青森県が有名ですが、生ホタテとなると宮城県や三陸が有名です。
宮城はホタテの南限(生物の分布などの南の限界)と言われ、その地の利を活かして関東や首都圏に出荷を行っています。北海道や青森よりも近いので、鮮度の良い状態でお届けできます。
出荷当日に加工します
獲れたての鮮度の違いを
味わってください
朝に水揚げされたホタテを工場に持ち込み、衛生面、温度管理の徹底した工場で加工。手際よく貝柱を外して、選別してからパックに詰めます。
水揚げ→加工→出荷を1日で行うスピード感が強みです。
まずは刺身でどうぞ
様々な調理で楽しんで頂きたいのですが、1番違いを感じられるのは刺身です。
鮮度の違いを感じずに全て加熱してしまうのはもったいない。まずは刺身でどうぞ。
できるだけ早く召し上がった方がより鮮度の良さを実感できます。
消費期限が出荷日含めて5日ですが、寝かすと旨味が凝縮してそれもまた美味しいです。
その後はソテーに、フライに、炊込みご飯やパスタにもどうぞ。